除菌力

素材に固定化した白金ナノ粒子にはさまざまな細菌やウイルスを不活化させる効果があり、性能試験でも細菌やウイルスの不活化に良好な結果を示しています。下記のウイルスの他、黄色ブドウ球菌や口蹄疫ウイルスなどのさまざまな細菌、ウイルスにも効果があります。(試験済)

消臭力

ニオイ菌をバラバラにして消臭する「分解型」

白金ナノ粒子溶液を噴霧することにより白金ナノが部屋の壁や床などの微細な隙間に入りこみ部屋全体をコーティングします。様々な生活臭に消臭効果を発揮し、また細菌やウィルスの不活性化にも、長期間効果を発揮します。

白金ナノ粒子は香りでニオイをごまかさずに、悪臭の代表であるアンモニア、トリメチルアミン、酢酸、イソ吉草酸などの臭気成分を分解し、消臭する効果があります。

高い安全性

強い抗ウイルス力を持ちながら、白金は多くの医療品や化粧品、健康飲料に使用されるほど、高い安全性が認められています。

長時間その効果を維持

白金は非常に安定した金属で自動車の排気ガスの浄化などの触媒としても使用され、酸に対して強い耐食性があることから、過酷な環境でも白金の持つ特徴は変わりません。また、白金ナノ粒子溶液で制菌加工を行った繊維製品が、(一社)繊維評価技術協議会が定めるSEK赤マーク(制菌加工・特定用途)を取得し、登録加工剤リストにも登録されております。

従来の白金ナノ粒子の固定化にはバインダーと呼ばれる接合剤が必要でしたが白金ナノ溶液は水溶液中で白金ナノ粒子を分散維持することでナノサイズの白金が素材の目に見えない凹に入り込み固定化されます。
固定化されることで長期間にわたって抗菌・抗ウイルス・消臭効果が発揮されます。

使いやすく手間いらず

機械腐食性、漂白作用、皮膚刺激感、薬品臭などが無く、さまざまな物・場所に使用できます。また、温度・湿度など、環境条件による劣化も無く、とても扱いやすいです。

無光触媒

白金ナノ溶液は光触媒とは違い、紫外線や光の無い場所でも、白金イオンが細菌のタンパク質やウイルスの核酸のに触媒として作用するため、押入れなどの光の無い場所でも効果を発揮します。

分散・維持の仕組み

ナノ化した金属はお互いに引き合う作用が強くなり水溶液中で粗大化(集まって大きな塊になる)します。
白金ナノ粒子溶液はクエン酸と水で白金ナノ粒子を保護することで、溶液中での白金ナノ粒子の粗大化を防ぎ、白金ナノ粒子を溶液中で分散・維持することができます。